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鉛筆の歴史と、豆知識
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こんな感じだったんでしょうか。 |
※補足:
1974年(昭和49年)に伊達政宗の墓から発見された鉛筆が、国産の第一号、とする説があります。

日本の鉛筆の芯の硬度は上図のとおり17種類(海外メーカーでは、これ以外の硬度を作っている所もあります)。「H」の数字が大きくなるほど、芯は硬く、薄くなり、「B」の数字が大きくなると、柔らかく、濃くなっていきます。「H」はHard(ハード 硬い)、「F」はFirm(ファーム ひきしまった)、「B」はBlack(ブラック 黒)の頭文字から来ています。それぞれ、粘土と黒鉛の配合を変えることによって、作り出されます。「HB」は黒鉛7:粘土3の割合です。
写真はトンボの「手作りえんぴつ屋さん」こうして配合された芯は、焼き固められて細長く加工されます。そしてヒノキの仲間の木の板に数本のミゾを彫り、そのミゾにはめられ、もう1枚の板で挟み込まれます。その後、接着剤でくっつけられた2枚の板は、一本ずつ切り離され、整形されて鉛筆が出来上がります。写真の「手作りえんぴつ屋さん」では、この工程を手作業で体験することが出来ます。
一本の鉛筆で、ずうっと線を書き続けると、なんと50kmもの長さになるそうです。これはすごい。
現在では、黒鉛を使った筆記具のシェアは、圧倒的にシャープペンに奪われています。
何でかな?と考えてみたんですが、まず、削らなければならないこと。これが一番ネックでしょうね。鉛筆の他にナイフ等を持ち歩かなければなりませんから。あとは、一定の太さで書けない事とか、昔よりも字を細かく書くようになったとか、形が変わらないので飽きたとか、いろいろ理由は考えられますね。
でも、鉛筆は今でも立派に役立っています。鉛筆は、書き方や削り方で、多種多様な線を描くことが出来ます。これは、考えてみると、非常に便利なことです。今でも芸術関係の方や、デザイン関係の方、設計師の方が使っている、というのは、そのへんに理由があるのでしょうね。
形だって改良されています。ドイツのステッドラーが作った鉛筆、「エルゴソフト」は、カーブのついた三角形。一見しただけでは、なんとも使いにくそうですが、実際使うと、これが実に手になじむんです。六角形よりも安定して持つことが出来ますので、疲れも少ないです。
(写真は 『ステッドラー マルスエルゴソフト芯径2mm』)
鉛筆の生産は減り、目にする機会も少なくなってきましたが、誰でも使う時代から、本当に必要としている方々に使われる時代へと移ったんだと思います。「鉛筆じゃなければだめなんだよ」という方々に使われるなんて、鉛筆にとっては、実はとても幸せなのかもしれませんね。
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