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三菱鉛筆 ダイヤルバンク印
ダイヤルバンク印

日本はいわゆるハンコ社会です。昨今は銀行ではATMの利用も増え、暗証番号のほうが使う機会が多いかもしれませんが、それでもハンコが財産を守る大切なものに変わりありません。しかし、それが紛失等で悪意のある他人の手に渡ったとき、どうするか?そこで紛失しないように金庫に入れる等、様々なセキュリティを施して印鑑を守るわけですが、それは紛失する前の話。もちろん紛失に気づかずに悪意のある第三者に渡ってしまうということもあります。そんな時は、こちらとしてはどうすることもできないのが現状でした。しかし、印鑑にセキュリティ機能を付ければと画期的な発想をしたのが三菱鉛筆です。これは、ハンコに暗証番号を施すというもので、紛失してからも、ハンコは暗証番号というセキュリティで守られるのです。

全体はこんな様子です。長さは45mm。よく見かける銀行印よりも短いサイズですね。ただ、材質がほとんどステンレスの塊なので、重量はあります。この長さにして76gというのは、重量感タップリ。錆びると暗証番号部分が作動しなくなるので、錆びないようにということでステンレスなのですが、おかげで高級感抜群です。  

  ダイヤル部のアップです。このように2ケタの暗証番号になっています。それぞれの番号リングを回すことで印面の模様が変化します。番号ごとにきっちり止まりながら回ります。

  印面は名前部分と、模様を刻んだ内周リング、外周リングの三層構造になっています。ダイヤルを回すことで各リングが回転して、模様が変化し、違った印影になるわけです。あらかじめ、自分で番号を決めて、その印影で銀行等に登録してください。64通りの印影があり、模様は位置を覚えにくい物になっていますから、たとえ紛失しても安心です。銀行に相談する時間はとれるでしょう。(しまっておくときは、番号を崩しておきましょう。)


実際に捺印すると、下の左図のようになります。朱肉との馴染みがよくないステンレスですが、印面に微細な溝をつける特殊加工により、ちゃんと朱肉がつきます。リングの動作部分の隙間は、絶妙の摺り合わせ技術により、捺印結果には出ないようになっています。
書体は右図の3種類が選べます。

 

印面のサンプル。名前の周囲の模様が動いて印面が変わります。

回すと、このように左とは違った模様になります。  
吉相体
篆(てん)書体
古印体

  紙製の丈夫なケースに、牛革ケースに入った本体が入っています。左端の保証書が添付されていて、作成日や印影、注意書き等が書かれていますので、よく読んでください。  

    革のケースはこのようになっています。ふた部分には磁石が仕込まれていて、パタンと気持ちよく閉まります。内部は起毛加工が施されていて、傷をつけないようになっているのとともに、高級感も加えています。

実際に持ってみると、結構ズッシリという感じです。本体の構造は左図のようになっていて、一番後ろは印面の名前部分とつながっています。後ろのダイヤルは印面の内周リングとつながっていて、前のダイヤルは、ボディの前部分と外周リングとつながっています。
くるくる回す動画

  ダイヤルを回すと適度なクリック感があり、きちっと止まります。ダイヤルの番号は、内周外周ともに1〜8です。リングに刻まれている溝は右のようになっていて、2つのリングと8方向の組み合わせで、64通りの模様を作り出します。各リングの組み合わせ部分には、ほんとにわずかの隙間も見えず、加工技術の高さを感じさせてくれます。  

 

3秒で乾く朱肉、MAX瞬乾朱肉」を使いました

印面は全体が18mmの六分丸で、名前部分は9mmの三分丸という物です。金属ということで、ちゃんと朱肉が付くのかちょっと心配でしたが、問題なく捺印できました。ただ、やはり普通の印鑑よりは朱肉の付きが若干良くないので、たっぷり朱肉をつけてください。朱肉のインクが十分に補充されているほうが、一層よく押せるみたいです。  


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